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書籍表紙

書籍の内容紹介(アマゾンより引用)

 霊気療法は大正年間に日本で創始された、いわゆる手当療法と言われる民間療法の一種です。
 創始者の臼井甕男氏は岐阜県の山奥の集落で生まれ、後に東京に出てキリスト教の神学校の校長をしていたと言われています。
 当時の日本は今のような医療保険制度も無く、多くの民間療法が台頭していた時代で、この霊気療法も民間療法の一種として広まっていったと考えられます。
 ただ霊気が他の民間療法と異なっていたのは、霊気特有のシンボル(図形)とマントラ(言葉)が伝わっており、このシンボルとマントラに固有のエネルギーを集める働きがあり、そのエネルギーこそが即ち東洋医学で言う〝気〟であり、このシンボルとマントラを使って手当療法を行う事で病気が治る事から、多くの人びとの信頼を集めた事が推測されます。
 後にこの霊気は海外に持ち出され、ヨーロッパ等に広がり昭和の後半に日本に逆輸入の形で帰って来ました。
 この本で紹介されている〝ハイパーレイキ〟は、その様な古典的な霊気を現代にあった様々なメソッドと融合させる事で、霊気本来の様々な効果に加えて、マインドフルネスの様な瞑想的な効果や、サイモントン療法やヒーリングコードの様な細胞への効果など、筆者の藤田が30年の歳月をかけて進化させ、より完成させて行った内容について詳述しています。
 また心拍変動や脳波計測などの医学的なデータも添えて、より客観的で判りやすい内容となっています。 
 過去に霊気を学んだ方や、すでに霊気を知っている方はもちろんの事、超高齢化社会の現代にあって、健康で長生きする為には必須の課題、『どの様にして〝生命エネルギー〟を補うのか』と言う問題への一つの回答として、『究極の自助メソッド〝ハイパーレイキ〟』は元気で明るい未来を切り開く一助となるはずです。

心拍変動解析及び脳波計測の補足

ヒーリング前

先ず上の図は心拍変動解析によって計測したセルフ・ハンドヒーリングを実施する前の安静時の状態を示したものです。
注目してほしいのは、図の上にある左側の円グラフです。
下のHFと表示された部分が、自律神経全体の中で、副交感神経興奮の比率を示すのですが、このグラフではLFで示された交感神経の比率の方がやや上回っています。
つまり覚醒時の普通の状態である事が判る訳です。

ヒーリング後

次の図はセルフ・ハンドヒーリングをフルセッション実施した直後の心拍変動解析の結果を示したものです。
同じ左側の円グラフを見ると、HFの比率が大幅に増加しているのが判りますが、これは副交感神経の活動が先の状態より格段に増加したことを示しているのです。
従ってセルフ・ハンドヒーリングの効果によって著しくリラックスが深まった事が見て取れる訳です。

ヒーリング前、脳波

次は脳波の計測結果についてのグラフです。
上の図はセルフ・ハンドヒーリング直前のアルファ波を示していますが、波の状態は上下が激しく動き数値的には10Hzと20Hz付近の間を上下しています。

ヒーリング後、脳波

上の図はセルフ・ハンドヒーリング中のアルファ波の状態を示しています。
先の脳波は5分間の計測でしたが後の脳波は10分間の計測です。
最初の3分間は外の影響で少し高い周波数を示しましたが、その後安定して周波数が下がりだし、7分経過後外からの影響(大きな音)の為に波形が乱れましたが、それまでは10Hz台の前半で安定した状態を示していました。
ただ外からの音に反応して、瞬時に周波数が高まり瞬時に下がると言う反応が見られますのでこれはこれで脳波がかなり安定して下がっていた事が推測されます。
また外からの影響がなく、もう少し時間があれば脳波はもっと下がって行ったと思われます。

本の中にも心拍変動解析と脳波の図を掲載しましたが、少し見にくい様だったので、このホームページで補足しておきました。

書籍の目次(アマゾンより引用)

始めに
シンボルと日本の神/あらすじ
シンボルⅣはアメノミナカヌシ
シンボルⅢはアマテラスオオミカミ
シンボルⅠはスサノオノミコト
シンボルⅡはツクヨミノミコト
登場する日本の神々
登場する神々
各シンボルと神の関係性について
シンボルⅠ(大地のエネルギー)と神
シンボルⅡ(月のエネルギー)と神
シンボルⅢ(太陽のエネルギー)と神
シンボルⅣ(宇宙の意識)と神
〝シンボル・神仮説〟
神は波動なのか
神の存在とエネルギー(波動)について
〝レイキ〟と信仰および宗教について
信仰について
〝レイキ〟と潜在能力
〝レイキ〟と瞑想について
〝ハイパーレイキ〟とイメージ療法
サイモントン療法について
イメージ療法とエネルギーについて
〝レイキ〟のエネルギーと波動
再びシンボルⅣの事(創造主たる大霊力との対話)
エネルギーの強さと質について
外からエネルギーを取り込むこと
外からエネルギーを取り込める事の価値
見えるものと見えざるもの
集合的無意識のこと
〝レイキ〟と願望実現
レイキボックスについて
〝レイキ〟流引き寄せの法則
〝レイキ〟のヒーリングと細胞
細胞の意識について
〝気〟と健康、そして寿命の事(自助の手段としての〝レイキ〟)
生きる目的について
動物とヒーリング
言語によるプログラミングについて
実現を阻むブロックを取り除く(上書きするか書き直すか)
マインドブロックを取り除こう
実践編_潜在意識へのアクセス(脳波のコントロール)
【瞑想法としてのヒーリング】
【願望実現法としてのヒーリング】
実践編_言語的プログラミング、イメージングそして感覚化
実践編_臓器とパーツの細胞への言語的な働きかけとイメージ
生理学的効果_〝ハイパーレイキ〟と心拍変動の変化(自律神経系)
生理学的効果_〝ハイパーレイキ〟と脳波について
雑記&雑感
最後に
Next generation REIKI/霊気のセミナーに関して
参考文献
著者プロフィール
関連サイトのアドレス

著者が語る書籍の構成

日本の神々と霊気の関係について

上記の目次を見ると、最初に日本の神々と霊気のシンボルに関する項目が並んでいます。
実は今回この本を書くに当たっての大きなきっかけの一つが、この日本の神々と霊気に伝わったシンボルとの関係でした。
この辺のところは誤解の無いようにしたいのですが、日本の神との関係について、私は本来の霊気を理解する上で重要だと考えていますが、かと言って既存の宗教である日本の神道とは全く無関係である事を強調しておかなければなりません。
それよりも霊気と日本の神々との関係が理解できれば、霊気は日本で無ければ、いや日本であったからこそ生まれたと言う事が理解できるはずです。
そして今、日本の内外で出回っている『なんちゃって霊気』についてを一度考え直す必要があると気付ける人もおられると思うのです。

霊気と波動について

この辺は〝気〟に対する理解も含めて波動と言われるものについてもおさらいをしてみました。
また〝気〟や〝生命エネルギー〟などの言葉の整理と言っても良いかも知れません。
さらに霊気には霊気独自のエネルギーがあるのでは、と言った誤った考え方に関しても触れています。

目に見えないものと目に見えるものについて

霊気を含め、一般的に目に見えないものを扱う世界(特にスピリチュアルな)はそれを理解できない人達からはオカルトと決めつけられる事が多いようです。
私から言わせると目に見えないものは信じないと言うおめでたい人達は論外としても、目に見えないからこそその質を重視し、検証していく必要があると考えています。
たとえはそれが〝気〟であれば強さだけでは無く、その質はどうなのかと言う事です。

意識のこと

意識についても霊気とは深い関わりを持っています。
例えば〝レイキ〟では定番のレイキボックスによる願望実現のメカニズムなどは、個人の顕在意識、個人の潜在意識、そして人類共通の集合的無意識が理解できなければ説明出来ません。
また〝ハイパーレイキ〟では〝大霊力〟と呼ぶ宇宙意識などもスピリチュアルな世界では重要な要素です。

その他

ここでは〝ハイパーレイキ〟を中心としてより効率的、かつ実践的な活用をする為に、様々なメソッドを霊気に融合させ長年に渡って実証して来たまさに『Next generation REIKI/霊気(究極の自助メソッド〝ハイパーレイキ〟)』を具体的に紹介しています。
その多くは〝ハイパーレイキ〟に限らず一般の〝レイキ〟を学んだ方でも応用できる物が多く含まれています。

著者紹介(アマゾンより引用)

 藤田誠(ふじたまこと)
昭和28 年生まれ。大阪府在住。
第28代薩摩藩主島津斉彬の実子の中、唯一生存し成人した男子〝不二木佐七〟の曾孫。
◎略歴
上宮高等学校卒業/大阪芸術大学建築学科卒業/関西鍼灸柔整専門学校卒業
有限会社東洋物療研究所々長、シンセティック整骨鍼灸院々長、シンセティック代替療法学院学院長/(一社)ヘルシーライフプランニング協会代表理事、等
♢主な著書♢
『シンセティック・セラピー』(新風舎)
『全ての医療は偏りだった』(文芸社)
『ペインフリー』(デザインエッグ社)
『ヘルシーライフプランニング』(デザインエッグ社)
『臨床・連動療法』(デザインエッグ社)
『#島津斉彬#男子の隠し子#琵琶湖疏水の秘密』(デザインエッグ社)
『失われた〝気〟を求めて』(デザインエッグ社)

 筆者は東洋医療を中心とした医療人として40年のキャリアを有する。
 特に最初の著書である『シンセティック・セラピー』では、人間は〝心〟〝体〟〝気〟の三要素において健康で無ければ真の健康とは言えないとする持論を、臨床例から解き明かしている。
 海外では目に見えないエネルギーや意識に関して、それが如何に大切かと考える医師も多く、その事に気づいている人も多いように思えるが、日本においては目に見えないものは存在していないかの如くに思う人が多い。
 著者は治療人としては半分は痛みという、多くの人びとが抱える苦痛と闘ってきたが、もう半分は目に見えない意識や、〝気〟を扱って来たと言う経験を持つ。
 目に見えないものを扱う様になったきっかけは自信が鬱になった事である。
 その鬱状態から、〝気〟を補う術を身につける事で自分を取り戻した事で目に見えないものの大切さを、身をもって知ることが出来たので有る。
 そして自信が高齢者となった今、多くの人が元気で長生きする為への具体的な方法を示し、悩める人びとを導こうとしているのである。

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